ほくろ

嵐に立ち向かった男

小山矩子 (こやまのりこ)

医学を志した男が、やがて「ほくろ先生」と
慕われるようになるまでを描いた感動の物語。

明治維新の頃、右の鼻脇に小豆大の黒いほくろのある平太は、行く先々で悪さを重ねていたが、村人に捕まり、木の根元に縄でくくり付けられてしまった。そんな平太を助けてくれた侍が一人いた。後にその侍が近藤勇であったことを知る平太。近藤の死に直面し、命の尊さを知った平太は「嵐に向かって立てるか!」という彼の言葉を胸に、医学を志すようになる。武士への憧れから、気持ちが動き、小児科医への道を選んだ平太が「ほくろ先生」と慕われるようになるまでを描いた感動作。

定価:1,430円 (本体 1,300円)

判型:四六上

ページ数:200

発刊日:2003/12/15

ISBN:4-8355-6744-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1930年大分県杵築市八坂に生まれる。大分大学大分師範学校卒業。東京都公立小学校教諭・同校長として40年間教職を勤める。その間、全国女性校長会副会長として女性の地位向上に努める。退職後、東京都足立区立郷土博物館に勤務。足立区の東淵江・綾瀬・花畑・淵江・移興を調査し「風土記」を執筆する。この作業を通じて歴史的な事物に興味を持つ。主な著書に「足尾銅山−小滝の里の物語」「サリーが家にやってきた〜愛犬に振り回されて年忘れ」「ぼくらふるさと探検隊」(文芸社刊)がある。東京都在住。

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