すべてが私を待っている。何も急ぐことはない。病と生きる言葉
病んだ時こそ人生を肯定するチャンス!
患者の心を癒す魂に響く言葉のエッセイ。
「山頂まで休みなく歩き続ける人はいない」──高校時代に大病を患ったとき、自分に自信を失い、拠って立つところがなくなった気がしたという著者。臨床心理士という職業をとおして病と向き合うなか、ときに巡り会い、ときにはひらめいて出てきた言葉がたくさんあるという。本書には、少しでも病気になった人たちの精神的な助けになりたいという思いのこもった言葉がちりばめられている。病に打ちのめされそうになったとき、必読の一冊。
※本書は2005年11月に新風舎より刊行された単行本に加筆・修正したものです。