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書籍詳細：ある少年の詩

ある少年の詩

大正期に生れ、戦火を潜り戦後を生きた父親の生涯を、
娘の立場から追う叙事詩的詩集。

戦場の悲惨な実態の多くは語らず、戦後は家族には厳しい父として振る舞った父。その少年時代から最晩年に至るまでを娘の視点から描く叙事詩的作品を軸とした詩集。祖父、父そして子という世代をわたって一つの家族の歴史と変転を振り返るとともに、大正6年の真夏に生れ、体験した戦争の現実を胸に秘めて、その生涯を終えた父への思いを綴る父恋いの記。

定価：1,210円 (本体 1,100円)

判型：四六上

ページ数：120

発刊日：2009/12/15

ISBN：978-4-286-08133-5

ジャンル：詩集・俳句・短歌 > 詩集 > その他

著者プロフィール

1947年、福井県生まれ。
県立若狭高等学校卒業後、石川県金沢市在住。
勤務医。

■著書
『大きなあたたかな手』（2006年、新風舎）
『ふうわりふわりぼたんゆき』（2007年、新風舎）
『白い葉うらがそよぐとき』（2008年9月、文芸社）

『大きなあたたかな手』『ふうわりふわりぼたんゆき』は、ともに2008年11月文芸社より加筆・修正を加え刊行されました。