いのちのエール 闘病記 III
命の尊さ、生きることへの感謝を感じる
「病」をテーマとしてまとめた短編集。
病気の種類はいろいろだが、それぞれ闘っていることに変わりはない。本人も家族も不安を抱えつつ、希望を見いだして前に進む。「俺の事を、息子だってわからなくなっていても……俺の母ちゃんに、変わりはない。だから、俺がみる」祖母の介護を決意した父と家族の絆を描いた「父の背中」のほか、命の尊さ、生きることへの感謝を感じる「病」をテーマとしてまとめた短編集。