【文庫】幕末 四人の女志士

加野厚志 (かのあつし)

2015年のNHK大河ドラマのヒロイン文と、
幕末に志士との恋に殉じた女志士たち。

かの吉田松陰の妹・文。松陰門下筆頭の久坂玄瑞の幼妻だったその文と、同時代の女性たちの中には、同門の双璧で奇兵隊を率いて幕府軍を壊滅させた高杉晋作の愛妾・おうの、長州藩の指導者となる桂小五郎の愛人であった芸妓・幾松、そして土佐藩郷士にして薩長同盟・大政奉還に尽力した坂本龍馬の新妻・お龍がいた。彼女たちは、自らも愛する男のために命がけで戦った。

定価:924円 (本体 840円)

判型:四六上

ページ数:380

発刊日:2015/04/15

ISBN:978-4-286-16413-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1945年、旧満州国大連生まれ。
日本大学文理学部中退。
以後さまざまな職種を変転した。
『天国の番人』で第47回オール讀物新人賞を受賞し、NHK教育テレビ「若い広場」の司会も務めた。
主な著書に、小説『蕭荷』『孫策』『呂布』『黥布』『島津義弘』『本多平八郎忠勝』(以上、PHP文庫)、『龍馬慕情』『龍馬暗殺伝』(以上、集英社文庫)、『幕末暗殺伝―龍馬と総司―』(講談社文庫)の他、『真説 龍馬暗殺―諸説11の謎を解く―』(学研M文庫)など。『幕府検死官 玄庵 血闘』『幕府検死官 玄庵 斬心』『名参謀 黒田官兵衛 戦国最強の交渉人』『信長の首』も好評だ。

※この情報は、2015年4月時点のものです。

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