マックスとアドルフ─その拳は誰が為に─ 上

大鐘稔彦 (おおがねなるひこ)

時代に翻弄されるボクサーの運命を描きつつ、
20世紀を俯瞰する一大歴史スペクタクル。

1924年、一人のドイツ人ボクサーがプロデビューした。彼の名はマックス・シュメリング。ベルリンの北東、ブランデンブルグ州のクライン・ルッカウという小さな町で生まれた彼は、紆余曲折を経て、ボクシング界のスターへの階段を上っていく。アドルフ・ヒトラーとの邂逅により翻弄される彼の運命を描きつつ、20世紀を俯瞰する、一大歴史スペクタクル!

定価:2,750円 (本体 2,500円)

判型:四六上

ページ数:692

発刊日:2016/04/15

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-17078-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1943年愛知県生まれ。
1968年京都大学医学部卒。
母校の関連病院を経て1977年上京、民間病院の外科部長、院長を歴任。
その間に「日本の医療を良くする会」を起会、関東で初のホスピス病棟を備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。
「エホバの証人」の無輸血手術68件を含め約6千件の手術経験を経て、1999年、30年執ってきたメスを置き南あわじ市(兵庫県)の公的診療所に着任、地域医療に従事して今日に至る。
医学専門書のほか、エッセイ、小説を手がけ、アウトサイダーの外科医を主人公とした『孤高のメス』は167万部のミリオンセラーとなり、2010年映画化された。
日本文藝家協会会員、短歌結社「短歌人」同人。

■著書
『孤高のメス─遥かなる峰』(第11巻、幻冬舎文庫)
『患者を生かす医者、死なす医者』(朝日新聞出版)
『そのガン、放置しますか? 近藤教に惑わされて、君、死に急ぐなかれ』(ディスカヴァー携書)
『マックスとアドルフ─その拳は誰が為に─ 下』(文芸社)
など。

※この情報は、2016年4月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2016年07月08日

    「朝日新聞」で紹介されました。

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