映画『JFK』のミスターXが明かす 自由の国アメリカを牛耳る「闇の権力」 米軍大佐による「内部告発」書、待望の邦訳 映画の観客も本書の読者も、なぜケネディは殺されたのかを要求されるであろう。いったいどんな権力がこの見事な殺人をなしとげ、それから逃れ、そして三十年にわたって真相を隠し通すことができたのか? 本書はそれに答えるものである。(「まえがき」より)

著者・訳者プロフィール

著者/レロイ・フレッチャー・プラウティ(Leroy Fletcher Prouty) 1917年1月24日生。 2001年6月5日没。 アメリカ合衆国の軍人・作家・実業家・外交評論家。 軍隊経験23年。 最終階級は空軍大佐。 1955年から1964年にかけては、ペンタゴンで統合参謀本部や国防長官のスタッフを務めた。 その任務内容はペンタゴンとCIAとのリエゾン・オフィサー(連絡将校)であったため、政府の重要な機密に触れることができた。 その後、全米鉄道基金博物館(National Railroad Foundation and Museum)の理事などを務める。 オリバー・ストーン監督の映画『JFK』のアドバイザーも務めた。 訳者/和田一郎(わだいちろう) 1944年、大阪府に生まれる。 関西学院大学仏文科卒業。 英語塾講師、実務翻訳などに従事。