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それぞれの出版体験

書くという楽しさを見つけられたことが嬉しいです

夜野 月子さん

20年間の教員生活を終え、フィレンツェへ3年半留学した夜野さん。楽しいことが大好きで、興味を持ったらすぐ行動に移すタイプであった。だが、フィレンツェから帰国後、やりたいことが見つからずもやもやしていた。そんな時、ある映画に出合い、その原作であるエッセイに魅了された。エッセイとはこんなに楽しいものなのか、と驚くとともに「私だったらどんな風に書くだろう? 読んでくれた人にどんな思いを提供できるだろう」と何気ない気持ちで書き始めてみた。そしてすぐ、書くことに夢中になった。
夜野さんが楽しいことを始めるきっかけは、いつもふとした思いなのだという。その思いから覚悟を決めて一歩踏み出してみると、次から次に道が繋がっていく。今回の一歩は、「エッセイをどうすれば本に出来るのだろう?」と思い、その方法を調べたこと。
そして、文芸社の出版説明会が地元・新潟で行われると知った夜野さんは、10本しかなかったエッセイを数週間で30本まで増やして持参。本にするのは今しかないと出版を決意した。
完成した明るく楽しいエッセイは、新潟日報記者の目に留まり、多くの読者に向けて紹介された。新聞記事を見た旧友から連絡がくるなど、その縁はさらに繋がっていく。「私のエッセイを読んでくれた方が、楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです」


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