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現代語訳 青砥藤綱摸稜案
有坂正三
「よっ、名裁き!」江戸の民が溜飲を下げた逸話の数々を、混迷の時代、現代語訳で読み解く。「『南総里見八犬伝』『水滸伝』……馬琴は数多くの作品を残しましたが、そのなかに中国の公案小説を思わせるものがあることは、あまり知られていません。『青砥藤綱摸稜案』がそれで、なかなか面白いのです」(本文より)推理小説のような展開で進む公明正大な裁判の結末は──。
ISBN:978-4-286-23063-4
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2021/11/15
POD書籍
『半七捕物帳』と中国ミステリー
有坂正三
『半七捕物帳』と中国の書物の関係を解説した本は少ない。本書は、『半七捕物帳』は中国の書物がどのように関係しているのか古今の資料を渉猟して明らかにしようとした、謎解き本である。「蝶合戦」に始まり「悪僧の物語」で終わる12編で、著者はそれを細かく丁寧に概観する。しかし、単に関係の謎解きをするだけではなく中国ミステリーの紹介にもなっている。『半七捕物帳』ファン必読の書であると同時に中国ミステリーの水先案内人となる貴重な一冊!
ISBN:4-286-00144-X
定価:2,090円 (本体 1,900円)
発刊日:2017/09/01
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