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書籍詳細：小説集ホメオスタシス

小説集ホメオスタシス

平塚諒（ひらつかりょう）

人は「精神的ホメオスタシス」により心の平衡を
維持するのか……。懐かしさ香る純文学。

人は、できるだけ心地よい状態に自らを維持しようとする。たとえ、それが嘘で固めた世界でも──。祖母と伯母に育てられたタカシは、上京して住み込みの新聞配達員をしながら大学に通い、さまざまな出会いを通して成長していく（「ホメオスタシス」）。他に、団塊世代の懐古と再起を描いた「まつりが終わって」「『桜』ものがたり」の二作を収載した小説集。

定価：1,650円 (本体 1,500円)

判型：四六上

ページ数：312

発刊日：2010/04/15

ISBN：978-4-286-08980-5

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1949年、熊本県に生まれる。
早稲田大学第一文学部卒業。
出版社勤務ののち、現在は川崎市幸区「識字・日本語学級」にて日本語学習ボランティアとして活動するかたわら、神奈川新聞市民記者として「市民発地域をつくる人・活動」を執筆している。
JTAA特定非営利活動法人日本交流分析協会会員、交流分析士インストラクター、カウンセラー。