勤番武士の心と暮らし
参勤交代での江戸詰中日記から
国元を離れ、江戸藩邸に勤務する武士が記録した日記から、
勤番武士の暮らしぶりを紹介。
(社)日本図書館協会選定図書
豊後国(大分県)臼杵の藩士が書き残した「江戸詰中日記」を精細に解読すると、そこには豊富な挿絵とともに170年前の江戸時代の勤番武士の心模様、暮らしぶりが生き生きと描かれ、現代のサラリーマン生活と照らし合わせてみても興味は尽きない。その主な内容は、当時、江戸で頻発した火事の始末など勤番武士の仕事、花見や吉原見物など余暇を満喫する様子など、興味は尽きない。