丘の切り株
私たちは米寿を迎える著者が綴った
激動の人生を読める。何という喜びだろうか!
昭和5年生まれの著者は、自らの体験を後世にまで語り伝えることを決意した。戦前の日本の山村で暮らし、旧制中学校で戦争を体験する。卒業後は戦後の復興に尽くし、その後高度経済成長時代の実業界で手腕を振るったのであった。まさに「昭和の一男児」である。平成の時代になり、我が国は閉塞感に覆われている感じは否めない。そこで、もう一度激動の昭和の時代を振り返ってみよう。