月の光で黍魚仔を焼く

有田久哉 (ありたひさや)

重くないですか?捨てると軽くなりますよ。
四国路の一歩一歩。遍路小説登場。

さて、何を捨てましょう? ロードムービーのような趣の物語は、やがて、重層的な構造を見せ始める。人々の優しさ、温かさ、そして、悲しみ……。豊かな風景描写を織り交ぜて、出会う人々をやわらかに描きだす。「蝶結びの風呂敷を解く。そこには、一冊の納経帳がある。納経帳の終わりに二つ折りの紙が挟んである。開いてみる。『マサ、後を頼みます 静』」感動のラスト。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:248

発刊日:2017/10/15

ISBN:978-4-286-18745-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

高知県土佐清水市在住。
2016年7月、土佐清水市松尾にて、お遍路さんの休憩所を開く。
現在、絵葉書一葉接待所「雪寿庵」で、お接待を行う。

■著書
『プレゼントはゴミ袋に詰めて』(2007年、新風舎)
『言霊の幸ふ島の物語』(2009年、文芸社ビジュアルアート)

※この情報は、2017年10月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2018年11月07日

    「高知新聞」で紹介されました。

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