光を放て子供達よ
教育に愛を求めて──
そう願ってきた著者の熱いメッセージを我々は知ることになる。
僻地での教鞭を取った著者の、人間の本能から生じる教育の大らかさ・清らかさが滲み出ている。本書は僻地教育に留まらず、読者を教育の原点に立ち向かわせ、教育とは何か、教師とは何かを、問いかけてくれる。教師を志す者には多くの示唆を与えてくれるであろう。また、教師だけではなく、子を持つ親であれば、もっと深い指針になる一冊になっている。