80歳起業
定年を迎えてから海外に移住し、
精力的にボランティア活動をした女性を描いた物語。
「人様のお役に立ちたい、余生をみんなのために使いたい」そんな思いを胸に、定年を迎えてから海外に移住し、ボランティア活動をしながら生きる一人の日本人女性、水木由美子。彼女は朝鮮半島で生まれ、小学五年生の時に日本にわたり、戦中戦後の激動の時代を乗り越えてきた。さまざまな経験をしたからこそ、多くの人に希望と夢を与えられた愛にあふれた彼女を描く、実話をもとにした小説。