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書籍詳細：比類なき大変ニ相成候

比類なき大変ニ相成候

小川敏雄（おがわとしお）

幕末の美濃国で所領安堵に奔走する庄屋たちの姿を、
当時の日記を基に描いた小説。

慶応四年、鳥羽伏見の戦いで幕府軍は敗走したが磐城平藩は変わらず幕府に忠誠を誓っていた。いっぽう、京都に近い藩の飛び地、美濃四郡の切通陣屋は勤王か佐幕かで揺れていた。幕末の動乱の中、小西郷村の庄屋の隠居小嶋当三郎は役人らと協力し美濃領を守るために奔走するが……。当三郎が遺した「公用日記」を基に、所領安堵に尽力する陣屋役人と庄屋たちを生き生きと描いた小説。

定価：1,320円 (本体 1,200円)

判型：四六上

ページ数：144

発刊日：2018/12/15

ISBN：978-4-286-20085-9

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1943（昭和18）年、現・岐阜県本巣市に生まれる。
岐阜大学学芸学部史学科卒業。
岐阜県内小学校・岐阜県史編集室・岐阜市史編集室・岐阜県教育委員会文化課・岐阜県博物館・岐阜県歴史資料館等に勤務。
小学校長・岐阜県歴史資料館長を務める。
現在、大垣女子短期大学非常勤講師・岐阜県歴史資料保存協会会長。

■著書
『美濃飛騨の歴史がおもしろい』（2010年、岐阜新聞社）
『私の学校経営校長からの発信』（2004年、岐阜新聞社／私家版）
『濃飛歴史人物伝』（共著、監修・執筆、2009年、岐阜新聞社）
『大垣市史』
『本巣町史』
『北方町史』
『ひだみの文化の系譜』
『岐阜県災害史』
ほか。

※この情報は、2018年12月時点のものです。