將棋駒書体の背景
水無瀨 錦旗
將棋駒で使われる書体を通して、
世界に類のない日本の文化の一つに光を当てる一冊。
関白藤原道隆(北家)の流を汲む水無瀨家の十三代、水無瀨兼成(みなせかねなり)の書体である「水無瀨」、そして江戸初期、後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)からの書体といわれる「錦旗」。9種類の有名な將棋駒の書体がある中で、何百年も続く、特に人気が高い、この二つの書体について、その特徴と背景を掘り下げた一冊。世界に類のない日本の文化の素晴らしさを再認識できます。