高円寺の家

小野友貴枝 (おのゆきえ)

その閑静なたたずまいの家は女の監獄だった。
女たちの声にならない叫びを描く問題作。

私は一対一の男女関係、それも愛で結ばれたはずの「夫婦間の暴力」に多くの問題意識を持ち、現代社会に提起したいと強く思っている。そして夫の暴力がなぜなくならないのかを抉り出したい欲求に駆られている。弱い女性に暴力を振るうなど野蛮きわまりない。この暴力を一日も早く家庭からなくさなければいけない。表題作のほか問題作『小田急沿線』を収載。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六上

ページ数:288

発刊日:2019/10/15

ISBN:978-4-286-20878-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

神奈川県秦野市在住。
昭和14年(1939年)、9人兄弟の五女として栃木県に生まれる。
昭和37年(1962年)、神奈川県立公衆衛生看護学院を卒業し、保健婦の国家資格取得。神奈川県職員、主に保健福祉分野に従事。
平成12年(2000年)、平塚保健福祉事務所保健福祉部長として定年退職。
平成12年(2000年)6月、日本看護協会常任理事に着任。
平成16年(2004年)、秦野市社会福祉協議会会長。
文学活動、秦野文学同人会『風恋洞』代表、文芸誌『群系』同人、日本ペンクラブ会員。

■著書
『秘恋の詩』(2001年、叢文社)
『那珂川慕情』(2006年、叢文社)
『恋愛不全症』(2008年、叢文社)
『愛の輪郭(短編・掌編)』(2012年、日本文学館)
『65歳ビューポイント』(2013年、日本文学館)
『夢半ばⅠ 女の約束は』(2017年、文芸社)
『夢半ばⅡ 女の一念は』(2017年、文芸社)
『夢半ばⅢ 女の仕事は』(2017年、文芸社)
『夢半ばⅣ 女のストーリーは』(2017年、文芸社)
『社協を問う 改革に挑んだ女性会長の物語』(2019年、文芸社)

※この情報は、2019年10月時点のものです。

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