奥出雲風土記 「世津子とお婆々」

足立雅人 (あだちまさと)

昭和初期の奥出雲地方を、ゆかりの著者が方言をまじえ、
生き生きと描く長編作。

昭和初年。馬木村に嫁いできた世津子は、留守がちの夫に代わり家を守っていた。隣家のお婆々は、そんな世津子に寄り添う。大馬木川の大改修が行われることになり、外から人が来て、村人も工事に関わったりして、閉鎖的だった村にさざ波が起こる。世津子もまた、思いがけぬ身の上になるのだった……。奥出雲の風土、風習、気風の中で育った著者の、郷土愛に満ちた力作。

定価:770円 (本体 700円)

判型:A6並

ページ数:216

発刊日:2020/11/15

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-22062-8

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

昭和九年、島根県仁多郡馬木村に生まれる。
昭和二十八年三月、生業を技術者に求め、松江工業高校を卒業すると東京の日本精工(株)に入社、四十有余年、主として品質保証の仕事に従事。
この間、望郷の念に駆られ古里を題材にした創作に手を染める。
平成五年十月、川口の大泉工場(株)に入社(定年後就職)、五年間勤務して退職(六十五歳)。
その後、正業に就かず、少しばかりの家庭菜園をやりながら手掛けていた創作(複数)を捏ねくり回し、仕上げの作業(もの書きの真似事)を続け今日に至っている。

※この情報は、2020年11月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

電子書籍を購入

  • Amazon Kindleで購入
  • 楽天Koboで購入

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP