円葉集

湯浅洋一 (ゆあさよういち)

哲学思想、マルクス主義や歴史、
文学について日々思索を続ける著者の第一歌集。

星降る夜月の帯敷く夏の海に漁を終わりし舟赤く見ゆ/マルクスに問うてみたきは搾取には意思の自由はありやなしやと/歴史、音楽、文学をはじめ、マルクス主義、天皇制や憲法改正などの社会的テーマ、数学、物理学などについて思索を続ける著者が、短歌で日々の思索を表現した第一詩集。深い造詣に裏打ちされた歌の数々は、豊かに生きるとはどういうことかを教えてくれる。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六上

ページ数:204

発刊日:2021/05/15

ISBN:978-4-286-22630-9

ジャンル:詩集・俳句・短歌 > 俳句・短歌 > 短歌

著者プロフィール

1948年2月4日鳥取市で生まれ、1歳の時より京都市で育つ。
京都府立桂高等学校を経て京都大学法学部卒。
卒業後、父の下で税理士を開業し、60歳で廃業するまで税法実務に専念。
のち、大津市に転居し、執筆活動に入る。
著書に、『普段着の哲学』(2019年)、『仕事着の哲学』(2020年)、『京神楽』(2020年、以上すべて文芸社)がある。

※この情報は、2021年5月時点のものです。

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