介護放浪記
医者にかかり始め、夫の病状は急激に悪化した。
夫婦の涙ぐましい絆を綴った闘病記。
脳出血の手術を受けた夫は、退院の際、血圧降下剤などたくさんの薬を処方された。それを飲み続けた夫は、夜眠れずに一日中ウロウロと動き回るようになった。もしかして薬の副作用では……。私が飲ませる量を減らしたら、幾分マシになったが、医者は薬の量を増やそうとするばかり。私は夫の回復を願い、子供達の手も借りて、必死に看病をするが……。夫婦の涙ぐましい絆を綴った闘病記。