たそがれ時
おまけの人生と生前葬
本人不在の葬式に意味はあるのだろうか?
生前葬をテーマにした、前向きな終活小説。
「最近、人生100年なんていってるでしょう。私は以前から思っているのは、50歳までは足し算の人生で、まだやれる人生が残っている。でも50歳を過ぎると逆に引き算の人生で、あと何年健康体で生きられるか、と思う」定年後の気ままな生活から一転、仲間の死により、残りの人生に疑問をいだいた男は、ある決意をする。人生の円熟期にさらなる実りをつけるための、前向きな終活小説。