イーハトーヴへの憧憬
宮沢賢治に心を動かされ、
東北にイーハトーヴを造る事を実行した男の波乱万丈ストーリー。
「自分も故郷にイーハトーヴを造れないだろうか」と、宮沢賢治に強く影響を受け、行動を起こした男の半生。目指すところは、花を愛で、実も食おうという欲張りな農園。ここまでの人生にはいろいろあった。釣りや山、旅やアバンチュールのあれこれを率直に綴る。再就職先ではトラブルも。しかし、雨にもマケズ、風にもマケズ……。東北男の意地で夢は現実のものとなっていく。
