永い旅路

海原初音（うみはらはつね）

八十路に入り、半生を振り返って見えてきたものとは。
平明で端正な筆致で書かれた随筆集。

平坦な道のりなど決してない。「一歩一歩足を進めて行けば、必ず頂上に着くことが出来る。苦しみの後には必ず喜びが待っている」ことを知る著者が、折々に半生を振り返りながら綴った随筆集。「誰でも生きていていいんだよ／ほら見てごらん／お日さまが暖かい光で／いいよいいよと優しく／あなたの身体を包んでくれているでしょう」（作中詩「生きること」より）

定価：1,320円 (本体 1,200円)

判型：四六上

ページ数：160

発刊日：2021/11/15

ISBN：978-4-286-23085-6

ジャンル：小説・エッセイ > エッセイ > 日常