面影ララバイ
家族の存在に傷つき、励まされ、生きていく。
母への感謝、父への敬意が綴られた詩集。
「オヤジの面影懐かしみ オヤジの歌いし歌を口ずさむ」(「面影ララバイ」)。生まれてきたそのわけは わからないけど生きるんだ 生きないと失礼だ 何かのご縁で生命を受けて(「何かのご縁で」より)。本書『面影ララバイ』は母親への感謝を綴った『ヒロさんに捧げるバラード』(菊永エイジ名義、2012年)に続き、父親にもスポットを当てた家族バラードの姉妹編である。