コロとイオマンテ
連れてこられた子グマを大切に育ててきた少年。
その出会いから別れまでを描く。
私は、旧制中学2年生の時祖父が秩父の山から連れてきた子グマを、大切に育てていました。祖父が言ったこと、家族中でかわいがって育てたこと、子グマにテンの友だちがいたことなどを、実際に体験しました。クマの子がこんなにかわいく、人間と心を通わせられる存在であることを、何かの形で残したいと、物語にしました。(あとがきより)
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