トラウマ
親・兄から暴言暴力、金の無心を受けた著者が、
今の子供達の幸せを願い綴った半生記。
五歳で初めて家出をした。父が暴れ、「おまえらがいるからや〜」と言う母に、「私を捨ててください」とお願いした。兄には何度か池に突き落とされた。小学5年生の時、施設に入ったが、施設の生活は楽しかった。中学時代は母のもとに帰りアルバイトに明け暮れ、卒業後は、家族が次々と無心に来た……。壮絶な環境で育った著者が、虐待等に苦しむ子供達の救済を願い、綴った半生記。