教師を体験して
初年度より担任を受け持ち、
以後さまざまな生徒や事件と向き合ってきた教師の体験記。
初年度より担任を受け持つことになり、以後、さまざまな生徒や事件と向き合ってきた男が自身の教師歴を詳らかに記す。「学級担任は担当学級は常に把握しておくこと─養護教諭の指導を受けて」「決闘で勝つことで校内秩序を守ろうとした生徒会長」「生徒の相談に乗ることのできる教師が少なくなった、というよりできなくなった」など、現代の教育問題に鋭く切り込む。