異界、夢伝え

海比人 (あまびと)

一人の尺八吹きが琉球古典と出会い、
次元を超えて旅をし一流奏者になるまでの物語。

主人公の林内翠甲は三十代後半とまだ若いけれど謎多き人物。尺八を吹くも演奏で身を立てているわけではなく、収入源としての演奏活動はせず、吹きたいところで吹くと豪語。尺八指南だが弟子がつくもすぐ離れていく。そんな主人公が幻妖な古書店で十年間置かれたままの尺八書籍と出会い、それを機にさまざまな邂逅を経て奥深い尺八の世界へと誘われていくことになる。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:244

発刊日:2022/08/15

ISBN:978-4-286-23845-6

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > ファンタジー

著者プロフィール

1948年生まれ、沖縄県出身。
20代の頃に沖ヨガの沖正弘導師に出会い、修業という日常を学んだ。
その後、野口晴哉氏の著作に出会い、生を全うする自然の豊かさを学んだ。
禅者OSHOオショーとの出会いは、意識を探求する旅の始まりだった。

■著書
『日日是生死─日日是笑止』『青天の彼方へ』(ともに范泰生のペンネーム)、『島人語歌』(すべて文芸社刊)

※この情報は、2022年8月時点のものです。

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