無宗教者と日本教
日本人にとって宗教とはなんなのか。なんのためにあるのか。
著者の考察を記した一冊。
「宗教」は人間にとって「本能の代用品」として必要欠くべからざるもので、人は「宗教」がないと生きていけないのです。「宗教」は人が「死ぬためのもの」ではなく「生きていくためのもの」として考え出されたものなのです。人間にとって「生きること」はたいへんなことなのです。「悩み」や「罪」は尽きません。そのために「宗教」はあるのです。生きる人のための宗教を考察した一冊。