ネコ遍路道中記
捨て猫タヌコが歩く。
小説で味わう、お接待と出会いに満ちた四国遍路の長い旅路。
捨てられた子ネコのタヌコは一軒家に迎えられ、老ネコたちと暮らし始める。やがて病と老いを抱えたオヤジは、タヌコの名を借りて四国遍路へ向かう。足の痛み、道迷い、宿の灯、お接待、ネコや人との出会いを重ねながら、何年もかけて結願を目指す。雪国の畑仕事に戻ってはまた札所へ向かう歳月を重ね、お接待のぬくもりとともに四季をまたぐ巡礼の道のりを描く小説である。








