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文芸社のコンテスト
100文字の夢
2015年にスタートした《∞DREAM ─ 100文字の夢》。第1回、第2回と、いずれも1,000をはるかに超える作品をご応募いただきました。私たち文芸社がこのプロジェクトに込めたのは、《「夢」について考える時間と、それを文章にすることで広がる無形の価値を、多くの方々とともに創造する》という思い。まるでそれに共鳴するかのように、たくさんの「夢」が集まりました。応募者の方それぞれが作品の創作に向き合った時間分だけ、「夢」を巡る空気が世の中に生まれたはずです。それはすなわち、明るい未来の兆し。今回もまた、熱い思いをもって「あなたの100文字の夢」をお迎えしたいと思います。

たくさんのご応募ありがとうございました。入選者発表

大賞

『要らなくなるために』

松本 俊彦 (京都府)

会社では、マニュアルを書く仕事をしている。
マニュアル書きの究極の目標は、
マニュアルが必要ない製品を作ること。
家庭では、二人の子どもがいる。
親の役目は、
自分がいなくなっても生きていけるようにすること。

入賞

『サンタからの葉書』

夢老人 (北海道)

透析室で看護師さんが「娘小3だけど、まだサンタ信じてるの」
そんな会話から、
孫に英語でクリスマスカードをFrom Finland。
電話で「じいちゃん読めないけど、サンタから葉書来た!」
夢をいつまでも。

『感謝日記』

松本 志李 (埼玉県)

人に親切にしたことは覚えているのに
してもらったことは忘れっぽくて
「ありがとう」と思ったことを
毎日毎日書くことにした
そしたら感謝することのあまりの多さに驚いた
「恩返し」
そんな気持ちで生きていきたくなった

『憧憬』

森坂 悠 (東京都)

叶わない夢から連れ出して欲しくて
私はあの日、劇場へ行った。

舞台で燃えるあなたの命と言葉に衝撃を受けて、目が眩んだ。

帰り道、気が付くと私は
逃げ出した場所に向かって走っていた。

『季節とともに』

三嶋 琴乃 (神奈川県)

春には小さな手をひいてお散歩。
夏には日焼けした背中を押してプール遊び。
秋には泥だらけになっておいもほり。
冬にはクリスマス会でサンタに変身。
又、春が来て袴姿でお祝い。
私の夢は幼稚園の先生。

『夢に向って手作りマイホーム』

阿部 広海 (静岡県)

会社を定年退職後、建築の専門学校に通い建築の基礎を学んだ。
マイホームを自分で建てたい。
今、夢の実現に向って動きだしている。
設計から材料加工、組立、仕上げと全部自分でやる。
夫婦二人で住む25坪の小住宅である。

『思い出した夢』

難波 友美 (大阪府)

娘の自由帳の白いページを見ると、わくわくする。
それは、絵を描く人になりたかった幼い頃と同じわくわく。
夢に年齢制限はあるのかもしれないが、
白い紙の上は娘も私も平等だ。
ペンを持つ私には無限の可能性がある。

『八十歳の太極拳』

田村 瑞江 (広島県)

心臓の手術をしないと20才まで生きられないと宣告され、
体育の授業はいつも見学。
入退院を繰り返した人生の前半。
そんな私が定年退職を機に太極拳を始めた。
65才の私の夢は、太極拳全日本大会80才の部への出場!

『今一度にぎやかな山里に』

吉國 洋子 (山口県)

限界集落と呼ばれ、若者も子供もいなくなり
残された年寄りも米づくりをやめたこの山里の
荒れた田んぼに山羊や鶏を放し、バターチーズをつくり、
山羊カフェや図書館を建て
みんなを呼んで唱ったり話したりしたいです。

『言葉を遺す』

天王谷 一 (徳島県)

人の喜怒哀楽は、
多少の変奏はあるものの太古の昔から変わらないものだろう。
ただ未だに文字として掬い取られていない感懐もあるはず。
その想いを言葉に定着させ、後世に残すことが、私の夢だ。

『おやじの畑』

小野寺 康夫 (高知県)

居間に飾られた家と畑の航空写真、よく手入れされている畑。
おやじが死んで十年、荒れ果てた。
定年で帰郷、よし、三年以内におやじの畑を取り戻すぞ。
鎌と鍬を手に、夫婦仲良く、慣れない田舎生活のスタートだ。

『50歳の挑戦』

かずりん (長崎県)

挫折し逃げ出した私に、
「お前にはマラソンを走らせたかった」と言ってくれた監督。
あれから30年。
今はもう、監督にその姿を見せることはできないが、
50歳の今年、フルマラソンに初挑戦しようと思う。

『イヌは友達』

本村 優子 (鹿児島県)

犬を知らない子供がいる
子供を知らない犬がいる
きっと友達になれるのに
知らずにお互い 恐れてる

子供と犬と飼い主と
小さな輪を広げたい
気軽に立寄り 触合える
そんな場所を作りたい

さあ ここへおいで
いつでも待っているよ