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【レポート】「出版費用0円キャンペーン(2018.12.20-2019.2.5募集分)」結果発表!!!

0円キャンペーン初となる「歌集」に決定!

昨年12/20に募集を再開し、本年2/5に締め切った先の「出版費用0円キャンペーン」。お正月休みを挟んだこともあり、今回もたくさんの作品をお寄せいただくことができました。ご応募いただいた皆さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!

さてこの度、初段階の選考を通過した作品を一堂に集め、最終選考会を開きました。その結果、数多くの力作を押しのけ対象作品に選ばれたのは……0円キャンペーン初となる歌集、

金古弘之・のり子氏
『 贈答歌集 病室のままごと 』

本作は75歳のときに難病・赤白血病を発症して入院された金古弘之さんと、その奥様のり子さんの最後の81日間を短歌で記録した一作です。過酷な運命はふたりを別ちますが、夫婦のかけがえのない愛情と絆が切々と伝わる歌の数々が、読む者に深い感動を与えてくれます。

言葉なく ただ寄り添いて 病む夫の 荒き呼吸に 合わせていたり
孫達に 笑顔を見せる 練習と 吸って吐いてと 妻は笑わす
「熱はどお」 「まだあるみたい」 「苦しいね」 後は続かぬ ただ手をつなぐ

ただただ辛く、苦しい闘病の時間。そしてふたりに迫る別れの恐怖。そうした心境にありながら、弘之・のり子夫妻は「短歌」という一種の遊びを病室にもち込み最後の言葉を紡ぎました。そうしたどこか“粋”なおふたりのお姿が、哀切な読後感にひと刷けの爽快さを差し込んでくれています。

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今回も良作に恵まれ割れた出版費用0円キャンペーン最終選考会。ですが、やはり最後は前回と同じく“文芸社だからこそ見出せた一作”の視点。文芸社がアイデンティティとともにお贈りする本作は、本年秋のお披露目予定。これまで短歌に親しまれてこなかった方にも、ぜひ読んでほしい一作です。

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2019/02/20.UP
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