あらすじ

100年前のカナダに、伝説の日系人野球チームがあった。その名は「バンクーバー朝日」。過酷な労働と貧困、苛烈な人種差別に苦しむ日系人が、1907年に起こった日系人排斥暴動をきっかけに、プライドをかけて結成したチームだった。エースピッチャーのテディ古本は、選手生命を削って指導してくれるミッキー北山の期待に応えるため、過酷な練習に打ち込む。当初少年だった選手たちは、白人たちとの試合、日本への遠征を経て実力を高め、ついにカナダ№1を決める試合にまでたどり着くのだが……。あくまでもフェアプレーを貫きとおす選手たちの情熱は、徐々に白人たちの心も動かしてゆく。実話をもとに描く感動のストーリー!