火と燃え 傷つき 生きて

激動の時代をひたむきに生きた男

小塚忠 (こづかただし)

世界を制覇した工業用ミシン開発を指揮した
著者が、昭和の激動の人生を綴った回顧録。

もの作りの楽しさを覚えながら育った少年時代が過ぎ、海軍兵学校での生活を送る著者に突きつけられた、突然の終戦。焼け野原となった生家跡に立ち尽くした著者は、改めて祖国の再建を胸に誓う。その後、日本共産党の活動に傾倒、挫折や失恋を通して大人へと成長してゆく──。戦後、機械技術者として技術の武者修行に旅立ち、やがて東京重機(現JUKI)に入社。同社の工業用ミシンを世界一に育てた著者が、激動の人生を綴った半生記。

定価:1,980円 (本体 1,800円)

判型:四六上

ページ数:414

発刊日:2005/01/15

ISBN:4-8355-8138-5

ジャンル:伝記・半生記 > 半生記

著者プロフィール

昭和3年11月愛知県一宮市で生まれる。昭和20年8月終戦により海軍兵学校中退。昭和24年4月岐阜工業専門学校機械科卒業と同時に日本共産党常任活動家に。昭和29年6月党員権利停止処分に。その後、圧延工の世界に飛び込み、人生の再構築を模索。昭和30年2月川島鉄工入社、以後5社で機械設計に従事。昭和38年6月東京重機(現在JUKI)株式会社入社。主として工業用ミシンの新製品開発に従事。昭和57年4月総合技術研究所長、常務取締役に。平成4年6月役員退任、ジューキ会津プレシジョン社長。平成7年6月退任。

メディア情報

  • テレビ

    2005年04月12日

    「プロジェクトX」で紹介されました。

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