中山道ぶらり歩き
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野仏に見守られながら歩く古道。
中山道六十九次を3年間35泊で歩いた記録。
(社)日本図書館協会選定図書
「勝手な一人ぶらり歩き」と自称する古道を歩く旅で、すでに東海道と日光道を制覇した著者が、次に挑んだ中山道六十九次の旅。2006年12月に日本橋を出発し、足掛け3年、35泊をかけて京都三条に至った道程をつづった記録エッセイ。江戸から上州へ、上州から碓氷峠を経て信濃路へ、木曽路十一宿、美濃十六宿、近江路……とたどったルートの名所や旧跡の紹介はもちろん、土地に伝わる伝説、現在の町や村の様相まで地図や写真を添えて克明に記されている。宿場の名残を味わい、先人達の夢や思いを反芻する旅に誘う。