ほら、ね!
精神の病の中で思考し続けた著者が、
己の実感を通して得た真理を語った新しい哲学書。
精神の病の中で思考し続けた哲学と著者自身の姿を、思いのままに綴った哲学エッセイ。「見つけました、魂を」の章を中心に、「自殺─電車を選んだ人」、感謝の気持ちを記した「夕日への感謝状」、自らの本音をさらした「探しあてたものは─真実の顔へ」、著者の体験した現象を描く「『無』と『有』とそして」、なぜ「哲学」を学ぶのかを綴った「私の欲望」の全6章から成る。独自の認識で世界の構造を捉え、真理を語った新しい哲学書。