赤い花と青い森の島で

佐山啓郎 (さやまけいろう)

島の定時制高校。確かに貧しさもあった……。
雄大な自然とそこに生きる人を描く長編小説。

東京オリンピック開催の前年の1963年、斉田順平は大島の定時制高校に着任した。まるで両手を広げて悠然とこちらを見下ろしている白い噴煙を吐く三原山。捉えどころのない不安や期待が湧き起こる中で、順平は教師生活をスタートしたのだった……。夜間で学ぶ生徒たちの様々な事情、教師たちの思惑、順平の理想と現実の狭間で揺れる教育観と淡い恋心を描くヒューマンノベル。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六並

ページ数:308

発刊日:2011/09/15

ISBN:978-4-286-10827-8

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1939(昭和14)年東京生まれ。
1963(昭和38)年法政大学文学部日本文学科卒業。
2000(平成12)年都立高校教員を退職。
同年以降同人誌「コスモス文学」に作品を発表する。

■著書
『地の底の声を聞け』(文芸社、2003年)
『甦る影』(文芸社、2005年〈絶版〉)
『母の荒野』(文芸社、2008年)
『ほのかなる星々のごとく』(文芸社、2008年)
『芽吹きの季節』(文芸社、2008年)
『紗江子の再婚』(文芸社、2010年)

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