朱い鳥居

髙科幸子（たかしなゆきこ）

ノスタルジックで想像力を刺激する繊細な言葉の数々。
「向こう側」を描く物語。

「わたし」は飛ぶ。全てのしがらみから解き放たれて自由に。そして運命の人に出会うのだ。「朱い鳥居」の前で。「わたし」は歩く。まるで人生を進むように。細い道を上り、案内に導かれ、様々な事象に遭遇し、「朱い鳥居」の向こう側へと。その人との「約束」を守るために──。無数に散りばめられた欠片を拾い集め、形を作りながら進み、想像力を刺激する、祈りと救いの物語。

定価：1,100円 (本体 1,000円)

判型：四六上

ページ数：150

発刊日：2019/08/15

ISBN：978-4-286-20750-6

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > ファンタジー

著者プロフィール

愛知県出身、在住。
O型、やぎ座、家族4人。
好きなもの・こと：
自然なもの、不思議な自然現象、ものごとの観察、創意工夫、美術全般、民族音楽鑑賞、鉱物・化石、変わったもの集め

■著書
『風の吹く日に』（2010年1月、東京図書出版会）
『遠い日の詩』（2011年10月、文芸社）
『本当に大切なのは愛すること』（2013年8月、日本文学館）
『絵のない大人の絵本』（2014年5月、日本文学館）
『真昼の夢・青いネモフィラ』（2015年12月、文芸社）
『猫の回覧板』（2016年8月、文芸社）
『天の河』（2017年2月、文芸社）
『水の郷』（2018年7月、文芸社）

※この情報は、2019年8月時点のものです。