世紀の定規は六〇対四〇のバランスである
徒歩での日本一周の果てにたどり着いた真理
54歳から歩き始め、67歳で完歩するまでの体験と、
得られた「答え」を綴った記録。
【私の脳裏に一つの言葉が響きわたった。「この世のバランスは、六〇対四〇である」。六〇対四〇という数字は頭で考えただけでは出てこない。まさに“体解”──言葉でなく行動で示せという仏教の教えを命懸けで実践したことから得られた答えである】(本文より)。54歳の時に徒歩での日本一周に挑戦し、67歳で完歩するまでの体験と、そこで得られた「答え」を綴った記録。