バッカスの祭礼

鷹泊太子郎 (たかどまりたいしろう)

それは信仰という呪縛──
真実を求めるひたむきな心は真っすぐ悲劇へと突き進む。

新興宗教の熱心な信徒である母を持つ主人公・本田は、生まれながらに信仰を精神の基盤とし、信仰による結びつきのなかで少年時代を過ごしてきた。青年になり、ある切っ掛けで自分の置かれた環境に疑問を抱いた本田は、真実を求め始める。信仰へのアンビバレンスに決着をつけるべく、閉ざされた現実に向かってそのひたむきさはいつしか思い切った行動へと彼を駆り立てていく。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:164

発刊日:2022/02/15

ISBN:978-4-286-23372-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1949年北海道出身。
国際基督教大学、東京大学大学院にて西洋古典学を専攻。
民間企業勤務を経て、1985年に大分医科大学を卒業。
現在、福岡県に在住。
著書に、『母の影』(新風舎、2004年)、『タナトスの宴』(新風舎、2005年)、『タナトスの宴』(『母の影』との合本)(文芸社、2009年)。

※この情報は、2022年2月時点のものです。

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