観潮楼の月

森鷗外夫妻の愛 十四話

町田育代 (まちだやすよ)

史実や文献をもとに「森鷗外・志げ夫妻の愛」を
ドラマチックかつ丁寧に描く評伝小説。

鷗鷗外が太陽ならば、志げ夫人は、美しく澄んだ観潮楼の月であった──。近代文学の偉人・森鷗外と、夫人となる荒木志げ。鷗外の私小説『半日』から悪妻として語られる志げであるが、著者は「悪妻と的外れに噂される」として、二人の出会いから今生の別れまでを、史実や文献をもとに、ドラマチックかつ丁寧に追っていく。夫妻の強い絆、愛を描き切った、著者の鷗外夫妻研究の集大成となる一冊。

定価:2,200円 (本体 2,000円)

判型:四六上

ページ数:292

発刊日:2024/04/15

ISBN:978-4-286-24465-5

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1933年東京都生まれ。
1945年戦災を避け佐渡に疎開。
1951年佐渡高校卒業。
同年、埼玉大学理学部物理学科助教授町田勝と結婚。
川口市立小学校教師を経て、1965年地元北浦和に瑶沙塾(4歳児から成人までの、勉強したい人、受験を目指している人のための寺子屋学習塾、通称「町田塾」)を創設。
同塾主幹を51年務め、全塾生を優秀人材として輩出。
以後は余暇に文筆し、2012年から『さいたま市民文芸』(目下休刊)に投稿、短歌、随筆が入選。
2015年から2021年まで小説『観潮楼の月─森鷗外夫妻の愛─』が継続掲載される。
子供2人、孫5人。
曾孫は目下4人。

※この情報は、2024年4月時点のものです。

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