ピンク・リュック シドニーの街を往く

─還暦留学生のコロナ禍奮闘記─

北野市子 (きたのいちこ)

波乱万丈な内容をコミカルなタッチで綴った、
コロナ禍でのオーストラリア留学体験記。

「『贅沢な留学』ではありましたが、決してゴージャスでオシャレな日々ではなく、むしろ地を這うような毎日だったと思います。それは本文をお読みになれば納得していただけると思います。しかしそうした異国の地での切羽詰まった生活は、一方で生きている実感にあふれていた、と思います」(「プロローグ」より)。コミカルなタッチで綴った、コロナ禍でのオーストラリア留学体験記。

定価:990円 (本体 900円)

判型:四六並

ページ数:84

発刊日:2024/04/15

ISBN:978-4-286-25275-9

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1957年3月生まれ。
言語聴覚士、医学博士。
東京女子大学文理学部心理学科卒業後、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院にて言語聴覚療法を学ぶ。
1980年4月より静岡県立こども病院にて定年まで言語聴覚士として勤務。
30代、40代の頃は、小児の言語障害を伴うことの多い染色体異常の一種である22q11.2欠失症候群についての研究や、知的・発達障害児の言語障害についての勉強に専念し、複数の学会で口頭および論文発表を行った。
一方で、当時はまだ未確立であった言語聴覚士の国家資格制度(1997年成立)について、旧・日本聴能言語士協会(現・日本コミュニケーション障害学会)の役員として、独立性の高い専門職としての養成制度を含む国家資格制度成立に向けて仲間と共に全国を奔走した。
資格制度制定後は(社)日本言語聴覚士協会の理事を務めたが、両親介護の必要性が高まるにつれ、協会や学会役員から徐々に退き、50代では本業と介護に専念した。
現在はフリーランスSTとして、静岡市内の小学校に併設されている言語教室にコンサルタントとして巡回し、担当教員への助言指導を行ったり、研修講師を務めたりしている。

■編書
『母子関係とことば シリーズ言語臨床事例集第7巻』(学苑社、2003年)<筆頭編者>
『口蓋裂の言語臨床』(医学書院、2011年)<第三編者>

※この情報は、2024年4月時点のものです。

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