母、リニューアル

津田幸子 (つだゆきこ)

脳梗塞で倒れ、物の置き場所や使い方さえ
忘れてしまった母親を再生させた闘病日記。

「以前の、なんでも自分で決めて、決めたことを譲らない母とは違うけれど、とにかく死なないで家に帰ってきてくれた。今はそれだけでいい。私は母が以前の席に座っているのを見て、涙が出そうになった」。脳梗塞で倒れ、冷蔵庫の場所や、お風呂の沸かし方さえ忘れてしまった母親を、時にやさしく、時にキビシク接して“リニューアル”させた闘病日記。

希望小売価格:1,540円 (本体 1,400円)

ページ数:168

発売日:2025/05/01

ジャンル:医学・健康・看護・闘病 > 看護・闘病 > 介護・認知症

著者プロフィール

1964年神奈川県横浜市生まれ。
フェリス女学院短期大学家政科卒。
短期大学卒業後、OLとなり、企業図書館に勤務。
現在母と二人暮らし。
父親が亡くなって母親が倒れてと最近は趣味の旅行に行けていないので、もう少し落ち着いたら母との旅行を計画するつもりである。

■著書
『恋は突然に』(文芸社、2009年)
『プロポーズは早急に』(文芸社、2010年)

※この情報は、2012年10月時点のものです。

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