新・怪談

奥沢拓（おくさわたく）

小泉八雲の原作に現代性を盛り込んで描いた
恐怖、エロティシズム＆ユーモアの怪談集。

小泉八雲の原作を大胆に換骨奪胎。現代性を盛り込み斬新に描いた、恐怖、エロティシズム、グロテスク＆ユーモアの怪談短編集。小泉八雲原作が8編、オリジナルが4編という構成になっており、12の新しい怪奇エンターテインメントを堪能できる。なかでも、「因果話」（『霊の日本』所収）に着想を得た「雪桜」は、女の胸に取り憑いた奥方の手の怪を描いて白眉。

定価：1,320円 (本体 1,200円)

判型：四六並

ページ数：180

発刊日：2015/07/15

ISBN：978-4-286-16357-4

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

著者プロフィール

本名・小栗哲至（おぐりてつし）
版画家（木版）・詩人
日本詩人クラブ会員

■著書
『大姫と義高』（文芸社、2008年）
『詩集こんな母ですが』（土曜美術社出版販売、2000年）
『花の詩画集漢字の詩悲しいという字は』（土曜美術社出版販売、2007年）
詩集『一行詩独身貴族いまはむかし』（土曜美術社出版販売、2012年）

※この情報は、2015年7月時点のものです。