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書籍詳細：口伝朝比奈三郎義秀

口伝朝比奈三郎義秀

─子孫が八百年間秘匿した消えた鎌倉猛者のその後─

和田章太郎（わだしょうたろう）

門外不出の口伝が明かす、義秀と巴御前の真実──
八百年を越え受け継がれた一族の記憶。

門外不出だった一族の口伝を初公開。和田合戦の豪傑・朝比奈三郎義秀の足跡と、巴御前を母とする伝承を、『吾妻鏡』と照合し検証。鎌倉脱出から奥州定住、薬師様に残る痕跡までを辿り、地域に守られた記憶が歴史の空白を照らす。八百年の時を越えた家伝を、筆者が逡巡を超えて活字化。系譜と伝承の齟齬を丹念に洗い直し、新たな義秀像を提示する歴史資料としての一書。

定価：1,210円 (本体 1,100円)

判型：四六上

ページ数：96

発刊日：2025/11/15

ISBN：978-4-286-26667-1

ジャンル：歴史・戦記 > 歴史 > 歴史 (日本)

著者プロフィール

1946年、秋田県羽後町上仙道に生まれる。
農家の次男として生まれるが農家の跡継ぎになり、明治、大正時代に女教師を務めた祖母より土田一族の口伝を受ける。
1971年、アメリカ合衆国アイオワ州の農家にホームステイし農業の実践研修を受ける。
帰国後八郎潟干拓地の入植試験を受け合格。
大潟村で農業を営む。
民生委員、議会議員、社会福祉協議会会長を務める多忙の中、「今更口伝といっても変人扱いされる」と重圧もあったが、今やらなければ我が一族の真実が永遠に歴史から葬り去られてしまう危機感から、800年余守り続けられてきた口伝の公開を決断する。

※この情報は、2025年11月時点のものです。