今日も、未来の話をしている
がん夫婦が描いた定年後のライフワーク
がんになっても、私たちは“これから”を考えていた。
笑いと涙のリアル・ドキュメント。
「大丈夫です。夫は大丈夫ですから!」主治医にそう言い切った妻。それは強がりではなく、尊厳を守る言葉だった──。39年6か月働き続け、定年を迎えたその人は、これから本番を迎えるはずだった。その1か月後の急変。けれど二人は最後まで、退院後の暮らしを語り、次の旅を計画し、ずっと未来の話をしていた。がんと共に生きたのではない。未来を描き続けた記録である。








