天国からの手紙
十歳の誕生日に届いた、亡き母と文通できるボールペン。
家族の記憶と愛をめぐる物語。
六歳で母を亡くした野太。十歳の誕生日に届いたのは、天国の母からだという一本のボールペンだった。半信半疑で書いた手紙に返事が届く。こうして始まった少年と亡き母の、誰にも知られない文通。だがある日、突然それは途絶え、インクも尽きる。十八年後、アルバムに挟まれた一通の“手紙のコピー”が、野太の記憶を静かに揺さぶる。家族の記憶と愛をめぐる、あたたかく、切ない物語。








