【文庫】討ち入りたくない内蔵助

白蔵盈太 (しろくらえいた)

藩士どもを殺してたまるか!
武士として人間として、等身大の内蔵助を描く新たな忠臣蔵。

松の廊下での刃傷事件の情報がもたらされると、籠城だ仇討ちだといきり立つ藩士たち。内蔵助は彼らをのらりくらりとかわしながら、「藩士どもを殺してたまるか!」とお家再興に向け画策する。しかし、精一杯やっているのに四面楚歌。やってられるか、こんなこと! 筆頭家老の責任なんて投げ出せたら楽になれるのに……。既存のイメージを覆す、人間・内蔵助を等身大で描く新たな忠臣蔵。

定価:704円 (本体 640円)

判型:A6並

ページ数:264

発刊日:2021/12/15

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-23329-1

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1978年埼玉県生まれの一男一女の父。
メーカー勤務のかたわら、2015年頃から本格的に小説を書き始める。
2019年、Nirone名義で執筆した小説「わたしのイクメンブログ」が漫画化(全3巻・完結)。
2020年「松の廊下でつかまえて」で第3回歴史文芸賞最優秀賞を受賞(『あの日、松の廊下で』に改題し文庫化)。

※この情報は、2021年12月時点のものです。

メディア情報

  • 雑誌

    2022年03月01日

    「懸賞なび」で紹介されました。

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