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第13回えほん大賞・総評

今回、もっとも応募の多かった年齢層は前回と同様に30代で、全体の約20%を占めた。続いて40代、50代、60代と続き、若年層からの応募が減少したものの、最年少として5歳の作品を拝見することができたり、当コンテスト初応募者が大変多かったりと、今回も活況を呈した「えほん大賞」となった。斬新なアイデア・実験的な作品にも触れられて、新鮮な気持ちで審査をさせていただいた。

第13回えほん大賞・選考の様子

第13回えほん大賞・選考の様子

イラストの出来栄えはよいのにストーリーがいまいち、逆に、ストーリーは面白いのに画力が足りないという惜しい作品が少なからず見受けられた。いずれの場合も、一作品としては中途半端な出来という評価となってしまうので、絵本部門に応募される方は十分に気をつけていただきたい。絵本部門の優秀賞「わてら ようきな たんけん隊」は、女の子が探検隊を結成するという設定がめずらしく、大阪のノリの良さが作品の強みとして活きている。「ほめ育」というテーマからみても興味深く、大賞と遜色のない出来栄えであった。同じく優秀賞の「ぺんぎんざっかてんのよる」は、イラストの綿密さが印象的であった。彩色していない点は評価がわかれるところかもしれないが、子どもの読者と一緒に「発見」を楽しみながら読める作品として高評価だった。

ストーリー部門については、一定のレベルに達した作品が少なくなかったが、一方では、飛び抜けてよい作品も見当たらなかったというのが率直な感想である。そうしたなかで、優秀賞の「雨の日のわすれもの」は、ストーリーが感動的であったし、父親と子どもの描き方に共感ができる作品で、簡にして要を得ていたと思う。同賞の「ねむりぶくろ」は設定がユニークで面白く、平易な文章で書かれていた点がよかった。やや眉つばの話も描かれているのだが、それがかえって作品の魅力となって好感が持てた。

今回に限ったことではないが、誤字・脱字が散見される作品が少なくないというのは、決して小さな問題ではない。それは推敲が足りないことを意味する瑕疵であり、自作に対する愛情の不足をどうしても感じてしまう。ぜひとも、他人の目で厳しく精査してもらうという段階を経て、作品のブラッシュアップに努めて、その上で応募するというプロセスを踏んでもらいたいと思う。次回も力作の応募を大いに期待したい。

絵本部門 大賞「あのこヘンナコ」
ストーリー部門 大賞「おたすけじぞう」

●講評
絵が圧倒的に巧く、ストーリー展開も工夫を凝らしていた作品であった。龍という架空の生き物を素材として選択し、読者である子どもの想像力を掻きたてながら読ませる作品となっている。とりわけ、はじめて龍の存在を知る子どもにとって、非常によい読書体験になると思われる。部分的な要素だけを積み重ねていって、最後に龍の姿を見せるという展開も一考に値すると思うが、大賞にふさわしい出来栄えであった。

●講評
文章構成がよく、ストーリーもよくできている。努力することを放棄するという一見、誤った方向性でストーリーは展開するのだが、最後にはよい意味で裏切られる微笑ましいオチが用意されている。まとまりすぎていて新味に欠けるとの意見も出たが、イラストが添えられて絵本として仕上がったときの完成度への期待値も高い作品である。

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